2016年 「第4次産業革命に向けて」
「ニッポン一億総活躍プラン」とともに閣議決定。新しい技術を活用するのとともに、「働き方改革」で人材を生かすことが柱の戦略になりました。



政府は近く、「アベノミクス」5回目の成長戦略をまとめます。過去の戦略には法人税率の引き下げなどが盛り込まれ、実現しました。新戦略を読み解くために、過去の戦略を振り返ってみませんか。
「ニッポン一億総活躍プラン」とともに閣議決定。新しい技術を活用するのとともに、「働き方改革」で人材を生かすことが柱の戦略になりました。
景気が回復する中で、人口減に伴う働き手の不足が意識されるようになりました。成長戦略でもIoTやビッグデータ、AIなど生産性を高める手段が強く意識されています。
アベノミクス2年目。法人税率の引き下げを明記し、その後の税制改正で実現しました。配偶者控除の見直しなども盛り込んだ意欲的な戦略です。
アベノミクス最初の成長戦略。素案の段階では「新味に乏しい」とされ、株価の急落を招くことに。設備投資への減税を手厚くすると明記して市場にアピールしました。